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【ネタバレ無し】メイドインアビスを見て/読んで震えたので、紹介したい!

メイドインアビス(1) (バンブーコミックス)

実は、前期アニメの中でメイドインアビスは3話切りしてました。
ですが、振り返って、前期アニメの評価を確認してみたところ、メイドインアビスの評価が明らかに光っていたので、週末に見ました。

世界観は面白そうだとは思ったのですが、設定の重厚さに対してキャラクターがゆるふわ過ぎて、生かし切れないんだろうな。というので期待せず切ってしまっていたのですが、完全に期待を裏切られる形でした。

世界設定

とある島が舞台で、その島の中心には大穴が空いています。この大穴はアビスと呼ばれています。
アビスは不思議な世界で、見たこと無いような原生生物などがたくさんいます。
穴自体もすごく深くて、まだ底を見た人はいません。

しかも、アビスにはアビスの呪いと呼ばれる不思議な現象が発生し、上昇負荷とも呼ばれます。
アビス内で下に下る分には何の影響も無いのですが、アビス内で上に上ると様々な症状が体を蝕む。というものです。(つまり、帰り道がヤバい)

1層:軽い目まいと吐き気
2層:重い吐き気と頭痛、末端の痺れ
3層:二層に加え、平衡感覚に異常をきたし、幻覚や幻聴を見る
4層:全身に走る激痛と、穴という穴からの流血
5層:全感覚の喪失と、それに伴う意識混濁、自傷行為
6層:人間性の喪失もしくは死
7層:確実な死
深界極点:詳細不明

アビスに入れるのは探掘家のみで、探掘家もランク分けされており、ランクによって色の違う笛を持つ。
ランクによって潜れる深さが決まっており、最高ランクの白笛でも基本的に5層までしか潜らない。
5層以下に潜るときはラストダイブと呼ばれており、帰ってきた人はいない。

帰ってきた人がいないのに情報があるのは、気球のようなものを使って情報を発信しているから。(それも原生生物に阻まれて殆ど届かないんだとか)

キャラクター設定

リコ:
めがねの女の子。孤児院で育てられている。
孤児院での生活費はアビスで採掘した遺物を売って立てており、
リコは赤笛と呼ばれるランクで、1層まで潜ることが許されている。
母親は有名な白笛で、10年前にラストダイブをした母を探すためにアビスの深層を目指す。

レグ:
ロボット?の男の子。1層でリコが原生生物に襲われているのを助けた。記憶喪失。
手がワイヤーですごく伸びるし、手のひらからビームみたいなの(火葬砲)が撃てる。
なので、リコにはロボットと言われているが、人間性も高くロボットなのかは未知。
アビスの呪いの影響を受けない。

基本的に主要キャラクターはこの2人のみです。
孤児院の友達や、他の探掘家も出てきますが、この二人で深層を目指すことになります。

みどころ

思った(キャラデザの印象)以上に本格的で容赦の無い冒険。
アニメだと後半のエピソードなんかは、いろいろと唸らされるものがあります。

アニメでは原作4巻の前半までを映像化しており、原作は6巻が7月にでたところです。
ここからもわかるように、アニメは一区切りついているものの、まだまだ冒険の途中で終わってしまいます。

アニメを見たら、原作が読みたくなるのは必至。私も原作を買って一気に読んでしまいました。
アニメは非常に原作に忠実に描かれており、一部改変もあるのですが、それはそれで脚本家の意図が透けて見える変更で、すごく丁寧に作られています。
特に、アニメ化されたエピソードのハイライト部分が、マンガだとばーっと駆け抜けてしまっていた印象があったのですが、アニメだとかなり丁寧に時間をかけて演出されており、より感情移入できるようになっており、原作を補強する存在として非常に良くできていました。

さいごに

Amazon Prime Video でアニメは全話見れますので、アニメから入るのもいいでしょうし、
原作の巻数もまだ少ないので、原作から入ってもいいと思います。
とりあえず名作なので、お時間が取れるようであれば是非読んでみてはいかがでしょうか。

 

メイドインアビス 2 (バンブーコミックス)