去年の11月から全く自分でコードを書かなくなって、AI相手に指示出しをすることがワークフローになってしまって、将来の不安が高まり続けてる昨今です。
とはいえ、この流れは変えようがないので、この流れに任せて新しい働き方を見つけないといけないなーと思っています。
で、最近 herdr が熱いのはアンテナの高いみなさんならもう十分把握済みだと思いますが、例に漏れず私も herdr でかなりQOLが上がっています。
そして、環境が整うにつれて薄々リモートのMacを母艦として、iPad や iPhone を使って開発するのが現実味を帯びてきたんじゃないか?と思い、色々とターミナルアプリを漁っていました。
その中でも Moshi が驚くほど良くできていたので皆さんに紹介したいと思いました。
Moshi とは?
Moshiは、すでに管理しているマシン上で、長時間実行されるコーディングエージェント、シェル、およびtmuxセッションを実行するためのモバイル端末です。
公式ドキュメントの解説が示す通り、コーディングエージェントをモバイル端末で操作することをメインのユースケースに添えたターミナルです。
シェルや tmux の名前が挙げられていますが、herdr もすでに強くサポートされています。
Moshi のいいところ
マルチプレクサ対応
tmux や herdr のようなマルチプレクサTUIに実用レベルで対応されています。
一番わかりやすいのが範囲選択です。マルチプレクサにちゃんと対応できていない場合、範囲選択がこんな感じになります。

「マルチプレクサ選択モード」を有効にすると各ペインの内容を選択できます。

Claude と Codex の間でメッセージを往復させる場合はこの範囲選択がまともに動いてくれないと、かなーり厳しいので助かります。
コンビネーションキーサポート
キーボードがないデバイスで操作する時に困るのがコンビネーションキーの入力です。
大体のモバイルターミナルが Ctrl や Cmd キー、ファンクションキーをキーボードの上に並べる UX を提供しているものが多いですが、Moshi は少し趣向が違います。
キーボードの上にキーを並べるという点は相違ないのですが、その内容はもう少しマクロな内容になっています。
「ツールバー」と「ショートカット」という2つの入力支援があります。
ツールバー
まさにキーボードの上に並べるもので、任意のコンビネーションキーを設定できます。

ショートカット
Ctrl 長押しか、ツールバーに配置したショートカットキーを押下すると、ショートカットメニューが開きます。

ショートカットはプログラムごとのショートカットキーをまとめたもので、上記スクリーンショットは Claude Code 用のショートカットの例です。ショートカットに配置する内容も当然カスタマイズが可能です。
音声入力
キーボード入力も悪くはないのですが、iPhone での入力の場合は音声入力の方が手軽なことがあります。
STT も対応しており、複数のモデルに対応しています。クラウドの場合は毎月一定量は追加料金なしで利用できますし、オンデバイスでの文字起こしも可能です。
Moshi はターミナル以上のこともやってくれる
ここからは有料プランでないと使えない機能ではありますが、すごく便利なので紹介します。
エージェントモード

接続先のホストで動作している Claude Code や Codex のセッションを一覧化して、進行状況やコンテキスト使用率をまとめて表示してくれます。

エージェントを選択すると、このような画面になり herdr のパネルを開いているワークスペース・タブに一気にジャンプすることができたり、承認待ち状態の場合はここに表示される承認ボタンを押すことでターミナルに行かなくてもエージェントに命令することができます。
エージェント対話ビュー

herdr で Codex や Claude Code のプロセスが起動しているペインを選択すると、ツールバーの中に各ハーネスのアイコンが表示されます。

このアイコンを選択するとエージェントとチャットするようなビューにすることができます。これは iPhone のような狭い画面のデバイスで操作している時に herdr で sidebar を畳んで、ペインを zoom して…というような操作を介さずに全画面で操作できるようになるのでめちゃくちゃ便利です。
git ビュー

herdr でワークスペースに git リポジトリが関連づいている状態で表示される、ターミナルの右上のアイコンを選択します。

すると、現在のワークスペースの差分を確認したり GitHub の PR の状況などを確認できるビューを使うことができます。
エージェントの成果物を確認するのにエディタがなくてもある程度レビューすることができます。
プッシュ通知

エージェントモードで捕捉されているセッションの進行や、完了などの通知をデバイスで受け取ることができます。これはかなーり便利です。

さらになんとこのライブアクティビティは Apple Watch でも確認できますし、簡単な承認なら、ここから可能です。
ブラウザプレビュー
私は目下作業中の内容はWebアプリではないので、活用はできていませんが便利そうだなーと思った機能として気になっているのがこれです。
ホストOSでHTTPサーバーを立ち上げている状態で、Moshi がプロキシすることで iPhone や iPad のブラウザから動作確認できるというものです。
やってること自体はただのポートフォワーディングだとは思いますが、アプリにインテグレーションされていると使いやすそうな気がしています。
お値段
無料でも結構がっつり使わせてくれるんですが、高度な機能はプロ版へアップグレードが必要です。
プロ版の料金は以下でした。
$7.99 / month
$69.99 / year
$199 once(期間限定オファー)
の三択です
買い切りたっけー!ってびっくりしたんですが、毎月 Claude Code やら Codex に支払っている金額だったわ。と冷静になって買い切りを即ポチしました。
ちなみに、AppStore で買ったら 25,000円 だったので今の為替相場ならアプリからの直接購入の方がお得かもしれません。
本当はここでアフィリエイトを貼ってウッハウハしたかったのですが、残念ながら AppStore も Google Play もアフィリエイトはもうとっくの昔に廃止されているようなので、みなさん適当に検索してください。














































